『いいものを いいときに いいだけ』 モノやすべての価値って・・・
- 2013/03/25
- 19:00
こんにちは♪
桜が咲いたと思ったら
空気がひんやり。
寒さが戻るのは歓迎できないけれど、
桜の花が長持ちするから
嬉しいような♪
一年に一度、
一週間も咲いていられないくらいの、
本当に儚い桜たち。
他の草花も
一年に一度しか咲くことができなかったり
実をつけることができなかったりするのに・・・
どうしてこんなに
桜に魅了されるのか^^;)
今日は
「桜の名所が一時帰宅可能に」という
原発関連のニュースがありましたが、
津波や大地震で
自分の身の周りのモノすべてが
一瞬にして奪われたら
実のところ、
どんな心境になるのでしょうね。。。
数えきれないほど多くの報道で
「震災がれき」という言葉を見聞きしてきましたが、
「がれき」と呼ばれるたびに
心に波が立つでしょうね、きっと。
でも報道する方も
なにか呼び名を付けないと報道できないし。。。
実際、自分の家や思い出の品、洋服、家具・・・
そういったものが
「ゴミ」「がれき」って表現されたら
色々な感情が沸き起こりますよね、確実に。
その感受性も人それぞれだから、
強烈にパンチをくらってしまう人と
そうでない人の差もある。
私、一カ月余前にお引越しをした際に
かなりの量の身の周り品を廃棄したはずでした。
が、
まだまだ荷物が多くて
結局新居に移ってからも
片付けきれていないモノたちを眺めては、
『要らないもの、捨てよ』
と、思うのです。
そして、移転作業をするときに
毎回思うことがあります。
それは、
全て箱詰めしてしまいたいけど、
どうしても使うものだからと
移転当日ギリギリまで出してあるもの。
本当はそれらだけで
生きていけるのではないか?、ということ。
いっそのこと、
一度それら以外を捨ててしまおうか!
という衝動に駆られたこともありました。
でも
違うんですよね。
それらは
最低限度の生活をしていくために必要なモノ。
それらには、
暮らしに彩りを与えてくれたり
気分をよくしてくれたり
癒してくれたり
懐かしいことを思い出させてくれたり
わくわくドキドキさせてくれたりすることが
含まれていない。
ものすごぉーくお気に入りの靴、
大切な時に着ていく服、
中学の時から好きなアーティストのCD、
ずっと集めてきた趣味のカタログ、パンフ、
思い出がギッシリのフォトアルバム、
大事にしている食器、楽器、
ううーん、
人それぞれ他にも多々ありますよね^^;)
この「それら以外」のモノたちを
どう捉えるか?
個人の解釈の仕方次第で
大きく結果が変わってきます。
CDと写真は絶対に捨てられないけど
コンサートのパンフレットは捨てちゃおうかな?
とか。
「逆でしょ!」 という方もいますよね、きっと。
で、職業柄、
服飾関係はどう捉えればいいのかを
考えてみました。
洋服
アクセサリー
バッグ
ストール
帽子
眼鏡
靴 ・・・etc.
ファストファッションが大流行している(あたりまえになっている)昨今、
簡単に捨てられていくことが
増えているでしょう。
安価で手に入れて
飽きたら(または汚くなったらとか)
新しいの買えばいい。
それはそれで
一つの手段としてアリかもしれませんね。
でも。
それが全てになってしまうのは悲しい。
口に入るもの、
身に着けるものというのは
情操教育上、とても重要なこと。
小さな頃から
大切に作られたものを美味しくいただいて
大切に作られたものを身に着けたりしていると
心が豊かな人間になる。
そう感じています。
だから
910, に並んでいるアイテムは
大量生産でないものが多いです。
中には
一点作り上げるのに一カ月前後かかるアイテムもあります。
だから
910, に並んでいるアイテムは
そうお安くはありません。
『モノの値段にはワケがある』
ということを感じていただけたらなぁ、と思っています。
前出の、完成するのに一カ月かかるアイテムの場合、
それだけの手間と時間がかかるということは
それで生計を立てている作り手さんのことを想像すれば、
ご納得いただけることもあるのではないかと。
もちろん、
素材にこだわり、確かな技術があってのことですが。
910, には
ヤギ革、キップレザー、綿、麻、毛・・・など
天然素材のアイテムがたくさん並んでいます。
麻ひとつを取り上げても
Vlas Bloomeさんのベルギーリネンは
通常の麻のごわつきを感じさせない目の細かい麻。
clickpebbleさんの綿は
長番手の大変しなやかな綿。
spacecraftさんはバッファローやホースなど
こだわりの革を使用。
Raw+さんのカシミヤは
日本に一台しかない編み機で編まれています。
エコ精神が声高に唱えられるようになって久しいですが
いいものを
大切にケアをしながら
永くおつきあいしていく。
昔の人があたりまえにしてきたことを
今の私たちのあたりまえにしたい。
『いいものを いいときに いいだけ』
これは
910, を始めた当初、
私が使用していた名刺に書いていた言葉です。
人それぞれの価値観で
いいと思うのです。
自分がいいと思ったものを
今だな、と思うときに
心地よく感じる分だけ、
自分のものにする。
これが正しい判断でできるようになれば
本当に気持ちのいい生活が送れるようになるのでは
ないでしょうか♪
服でも家具でも
お惣菜でも本でも^^)
そのお手伝いをしたくて、
910, では
お客様がフラットな状態になれるような
空間づくりを目指しています。
お買いものって
お店の人の目が気になったり
お値段が気になったり色々で、
雑念が入りますよね。
そうすると判断力も鈍るかと。
だから
なるべくフラットな状態に近づいて頂けるようにと
思っています。
迷ったら
ソファでジュースをお飲みいただいて、とか。
かなり長文になってしまい
申し訳ありません。
ここまで読んでくださる方は
かなり貴重なお方^^;)
ありがとうございます。
雨交じりな月曜日、
感じていることを書かせて頂きました。
これからも
910, クトウテンを
よろしくお願いいたします♪
桜が咲いたと思ったら
空気がひんやり。
寒さが戻るのは歓迎できないけれど、
桜の花が長持ちするから
嬉しいような♪
一年に一度、
一週間も咲いていられないくらいの、
本当に儚い桜たち。
他の草花も
一年に一度しか咲くことができなかったり
実をつけることができなかったりするのに・・・
どうしてこんなに
桜に魅了されるのか^^;)
今日は
「桜の名所が一時帰宅可能に」という
原発関連のニュースがありましたが、
津波や大地震で
自分の身の周りのモノすべてが
一瞬にして奪われたら
実のところ、
どんな心境になるのでしょうね。。。
数えきれないほど多くの報道で
「震災がれき」という言葉を見聞きしてきましたが、
「がれき」と呼ばれるたびに
心に波が立つでしょうね、きっと。
でも報道する方も
なにか呼び名を付けないと報道できないし。。。
実際、自分の家や思い出の品、洋服、家具・・・
そういったものが
「ゴミ」「がれき」って表現されたら
色々な感情が沸き起こりますよね、確実に。
その感受性も人それぞれだから、
強烈にパンチをくらってしまう人と
そうでない人の差もある。
私、一カ月余前にお引越しをした際に
かなりの量の身の周り品を廃棄したはずでした。
が、
まだまだ荷物が多くて
結局新居に移ってからも
片付けきれていないモノたちを眺めては、
『要らないもの、捨てよ』
と、思うのです。
そして、移転作業をするときに
毎回思うことがあります。
それは、
全て箱詰めしてしまいたいけど、
どうしても使うものだからと
移転当日ギリギリまで出してあるもの。
本当はそれらだけで
生きていけるのではないか?、ということ。
いっそのこと、
一度それら以外を捨ててしまおうか!
という衝動に駆られたこともありました。
でも
違うんですよね。
それらは
最低限度の生活をしていくために必要なモノ。
それらには、
暮らしに彩りを与えてくれたり
気分をよくしてくれたり
癒してくれたり
懐かしいことを思い出させてくれたり
わくわくドキドキさせてくれたりすることが
含まれていない。
ものすごぉーくお気に入りの靴、
大切な時に着ていく服、
中学の時から好きなアーティストのCD、
ずっと集めてきた趣味のカタログ、パンフ、
思い出がギッシリのフォトアルバム、
大事にしている食器、楽器、
ううーん、
人それぞれ他にも多々ありますよね^^;)
この「それら以外」のモノたちを
どう捉えるか?
個人の解釈の仕方次第で
大きく結果が変わってきます。
CDと写真は絶対に捨てられないけど
コンサートのパンフレットは捨てちゃおうかな?
とか。
「逆でしょ!」 という方もいますよね、きっと。
で、職業柄、
服飾関係はどう捉えればいいのかを
考えてみました。
洋服
アクセサリー
バッグ
ストール
帽子
眼鏡
靴 ・・・etc.
ファストファッションが大流行している(あたりまえになっている)昨今、
簡単に捨てられていくことが
増えているでしょう。
安価で手に入れて
飽きたら(または汚くなったらとか)
新しいの買えばいい。
それはそれで
一つの手段としてアリかもしれませんね。
でも。
それが全てになってしまうのは悲しい。
口に入るもの、
身に着けるものというのは
情操教育上、とても重要なこと。
小さな頃から
大切に作られたものを美味しくいただいて
大切に作られたものを身に着けたりしていると
心が豊かな人間になる。
そう感じています。
だから
910, に並んでいるアイテムは
大量生産でないものが多いです。
中には
一点作り上げるのに一カ月前後かかるアイテムもあります。
だから
910, に並んでいるアイテムは
そうお安くはありません。
『モノの値段にはワケがある』
ということを感じていただけたらなぁ、と思っています。
前出の、完成するのに一カ月かかるアイテムの場合、
それだけの手間と時間がかかるということは
それで生計を立てている作り手さんのことを想像すれば、
ご納得いただけることもあるのではないかと。
もちろん、
素材にこだわり、確かな技術があってのことですが。
910, には
ヤギ革、キップレザー、綿、麻、毛・・・など
天然素材のアイテムがたくさん並んでいます。
麻ひとつを取り上げても
Vlas Bloomeさんのベルギーリネンは
通常の麻のごわつきを感じさせない目の細かい麻。
clickpebbleさんの綿は
長番手の大変しなやかな綿。
spacecraftさんはバッファローやホースなど
こだわりの革を使用。
Raw+さんのカシミヤは
日本に一台しかない編み機で編まれています。
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エコ精神が声高に唱えられるようになって久しいですが
いいものを
大切にケアをしながら
永くおつきあいしていく。
昔の人があたりまえにしてきたことを
今の私たちのあたりまえにしたい。
『いいものを いいときに いいだけ』
これは
910, を始めた当初、
私が使用していた名刺に書いていた言葉です。
人それぞれの価値観で
いいと思うのです。
自分がいいと思ったものを
今だな、と思うときに
心地よく感じる分だけ、
自分のものにする。
これが正しい判断でできるようになれば
本当に気持ちのいい生活が送れるようになるのでは
ないでしょうか♪
服でも家具でも
お惣菜でも本でも^^)
そのお手伝いをしたくて、
910, では
お客様がフラットな状態になれるような
空間づくりを目指しています。
お買いものって
お店の人の目が気になったり
お値段が気になったり色々で、
雑念が入りますよね。
そうすると判断力も鈍るかと。
だから
なるべくフラットな状態に近づいて頂けるようにと
思っています。
迷ったら
ソファでジュースをお飲みいただいて、とか。
かなり長文になってしまい
申し訳ありません。
ここまで読んでくださる方は
かなり貴重なお方^^;)
ありがとうございます。
雨交じりな月曜日、
感じていることを書かせて頂きました。
これからも
910, クトウテンを
よろしくお願いいたします♪