【クトウテンコラム】 たかが靴下、されど靴下
- 2014/02/10
- 15:17
高円寺の雪解けが
今日はかなり捗っています。
穏やかな、晴れ。
________
みなさまは
靴下に思い入れ、ありますか?
靴下の存在を
ふと考えてみたこと、
ありますか?
私はたぶん、
昔から靴下が好きな気がします。
お洋服屋さんに行っても
雑貨屋さんに行っても
気がつくと
靴下を目で追う自分がいます。
ここ数年、
冷えとりブームで
靴下が脚光を浴びるようになりましたね。
冷えとり靴下って
基本形が4枚重ね、
上級者と呼ばれるお方は
6枚重ねなどを実行されてます。
しかし・・・
お足のサイズが24cmを超えると
4枚重ねは非現実的なのです。
私の足は24.5cm。
クトウテンの革靴定番ブランド
space craft さんの
レディスサイズ「6」を履くためには
2枚重ねが限界です(汗)。
そんなわけで
外出時は
たとえばこんな2枚重ねです。

(1枚目)オーガニックコットン100 のくつ下
(2枚目)ヒシガタwool のくつ下
mokonoさんのくつ下は
昨年秋から愛用させて頂いています。
想いが実り、
クトウテンでお取扱いさせて頂くことが
できるようになったばかり。
兵庫県の芦屋で
丁寧に作られています。

(右)有機綿100のくつ下
通常のくつ下には
伸縮性を持たせるために
ポリウレタンなどが配合されていますが
このくつ下は
混じり無し有機綿100。
いつものくつ下とは
ちょっと履き心地が違うように
感じるかもしれません。
そして、ウールのくつ下は
それ程厚手ではありませんが暖かく、
ヒシガタ柄がなんともニクイ表情。
足元のおしゃれに
かなりお役立ちな一品。

ヒシガタwool
生成り・赤・濃ブラウン(チャコールブラウンに見えます)
mokonoさんのくつ下は
プレスをかけていないので
独特のクタ~っと感があります。
これがツボなのです。
(きっと強く頷いて下さる方がいると
信じています~)

一方、
お部屋での寛ぎにはこちらを。

(1枚目)和紙繊維と絹の5本指くつ下
(2枚目)綿麻・毎日のくつ下
(3枚目)アルパカとウールが80%な真冬のくつ下
冷えとりの1枚目に絹のくつ下は
定番ですが、
こちらの5本指は
絹と和紙繊維のMIX。
和紙繊維はあまり知られておりませんが
吸湿性
抗菌性
保温性
その他たくさんの機能が備わった
万能くつ下です。

和紙繊維と絹のくつ下
そして2枚目の綿麻のくつ下。
こちらは伸縮性を持たせるための
ポリウレタンが19%入っています。

(左)綿麻のくつ下
3枚目。
その名も「真冬のくつ下」
アルパカ40
ウール40
綿10
かなり暖かいです。

暖かな色合いもポイント。
濃ブラウンと暗めの赤の二色をご用意しております。
あったか~くしてくれる
くつ下は
Vlas Blommeさんからも
届いております。

(左)マスタードイエロー×チャコールグレイ杢
(中央)ブラウン杢×生成り杢
(右)生成り杢×濃紺杢
ウールにベルギー産のリネン。
暖かいだけでなく、
リネンが少し入ることで
独特の質感と風合いに仕上がっています。
_________
くつ下は
下着の機能も果たしつつ
着こなしのポイントも担っていて。
人それぞれの価値観で
役割が変わってくる
非常に奥の深いアイテムかもしれません。
イマドキ・・・
一足100円でも手に入る
くつ下。
たかが靴下
されど靴下
10代、20代の頃よりも
くつ下の存在が
大きくなってきていると
感じたりしませんか?
昔は平気で
裸足にサンダル姿でした。
今思えば、相当に体を
冷やしていたなぁと。
頭痛や生理痛、
腰痛などにに悩まされている方は
下半身を温めてみると
いいです。
即効性はないので
持続することが必須です。
女性だけでなく、
男性にこそ声を大にして
お伝えしたい。
冷えが気にならない方にも
なるべく綿やリネン、ウールといった
自然素材のものを
身につけていただきたいなぁと、
思います。
ポリウレタン
ポリエステル
アクリル
この3素材は
比較的安価なくつ下に
多く含まれていますね。
精神や情緒面への影響はさておき、
化学繊維は
汗や蒸気を
外に逃がしてはくれません。
個人的に
少量のポリウレタンは伸縮性を保つために
仕方ないかなと思っていますが
アクリルやポリエステルが
多く入っているものは
避けるようにしています。

和紙繊維と綿のくつ下
このくつ下は通年愛用しております。
宇宙飛行士さんのくつ下に
採用された実績がある程。
特に吸湿性に優れていると思います。
真夏でも
このくつ下を履いていると
ほとんど蒸れません!
この下に絹のくつ下を履くと
完璧です。
_________
最後に
昨日届いたばかり。
ちょっと気の利いた
デイリーウェアが得意な
prit さんから
愉しい気分になるくつ下です。

(左)綿多め
(右)リネン多め
先日、お客さまからご指摘を受けて
ハっとしました。
「この机の上、くつ下屋さんみたいですね」
各ブランドさんの
それぞれ特徴のあるくつ下、
そしてレギンス。
クトウテンに来たら
ちらっと見てやってください。