【クトウテンコラム】7年目へ。「なんでもなかった或る日が特別な日になる。」
- 2018/05/26
- 17:56
それまでの6月のイメージ。
家族に6月生まれもいないし
祝日がなくて
夏になりきれない
ちょっと印象が薄い月。
そんなかんじでした。
それが、2012年。
偶然クトウテンを
6月2日に
OPENしたものだから、
なんとなく
毎年6月の顔が見え始める今頃、
過去を振り返るように
なりました。
それまで
何の意識もしなかった日が
とつぜん大切な人の誕生日になって
毎年
お祝いするようになったり
あれこれアイディアを
捻出したりする日になる。
そんなことは
誰しもが経験して
たーくさん転がっている事案だけど
人間らしい現象だなと
改めて思います。

おかげさまで
2018年の6月2日で丸6年、
7年目のクトウテンが
始まります。
正直、開業した当初
今日の姿は
まったく想像できなかったことで
きっと周りも
驚いていると思います。
クトウテンは
東京杉並区、高円寺駅から程近い
あづま通り商店街にあります。
当初はミニカフェ+雑貨という
スタイルでしたが
3か月ほどでカフェを断念。
(中途半端でした)
2012年10月の終わりから
本格的なアパレルブランドを扱う
セレクトショップになりました。
高円寺の街・高円寺で
10万円台のコートを売るなど無謀、と
ブランドさんに心配されながら
のらり、くらり。
当然、練りに練った計画ではないので
すべてが手探り。
当時の内装やディスプレイ、
商品紹介の文章、写真、
アプローチの仕方は
恥ずかしくて見返すのが
困難です(苦笑)。
これはまた
次の機会にじっくり書こうと
思いますが
長年の夢だった!
とか
計画を練りに練って
やっとこぎつけました、
とか
そういう流れではなく
ここまでやってきました。
私は昔から
明確なやりたいこと・目標がない
人間だったので
今がいちばん幸せです。
欲が少ないとでもいうのか、
ギラギラとした野望を
持ったことがないくせに
いっちょまえに
アイデンティティに悩む。
漠然とした
ぼんやり~とした
はっきりしない気持ちしかなく、
どうしていけばいいのか
見出せずに生きていたので
30年前や20年前や
8年前の自分を、
今なら
励ましてあげることが
できそうです。

さて、
6年目の一年間は
なかなかの激動でした。
資金繰り面で一段落することがあり、
(これもどこかで書けたらと思ってます)
クトウテンではなく
マルトテンとしての
新たなスタートがあり。
商店会の副会長に就任したり。
その後
お隣りを借りる決意、
年末にはリフォームスタート、
店名をどうするか楽しく悩み
年が明けて
2月1日にlin-kutouten
OPEN。
特に後半の半年は
あっという間でした。
そして。
これから始まる
7年目のクトウテンは
どう展開していくのか。
大好きなブランドさんが
ことしの秋冬コレクションで
やめてしまうご報告を受けたり
まったく新しい切り口の
思い描いていた活動が
そろそろ始動しそうな気配を
みせていたり。
また一歩、一段、
何かしらの新しいステップと
感じています。
きっと
私がボヤっとしないように
神様は
さまざまなことを
投げかけて下さるでしょう。
ちょっとしたきっかけを
逃さぬよう
いつでもアンテナの感度を
よくしておかねば。
lin-kutoutenを
オープンさせたことの意味も
徐々にはっきりしてくる頃、
来年の今頃は
なにを書いているかな。

最後に。
このページはクトウテンの玄関、
HP的存在です。
今まで
数か月に一度、
こちらの【クトウテンコラム】に
商品紹介とは違うことを
書いてきましたが
これからは
note
という新しいツールで
書いていくことにしました。
当HP、ツイッター、FB、インスタとは
また違うスタンスで
noteでは
一番飾らない文章を
書いていく予定です。
もし
商品紹介ではなくても
お読みくださる方がいらっしゃいましたら
ぜひnoteをお読み頂ければ
幸いです。
店舗経営等々に
ご興味がある方や
クトウテン店主が
どんなことを考えて
店を営んでいるのか
多少ご興味ある方へ
少しずつ書き始めております。
↓
クトウテン店主のノート
note.mu/kutouten_note